健康やダイエットのために体を動かしたいけど、運動が苦手なんだよなぁ。
という方は意外と多いと思います。
体重は減りにくくなったし、健康のためには運動しなければいけないと思いながらも、なかなか思い腰が上がらない方もいるのではないでしょうか。
そんな方に、運動が苦手でも運動不足を解消して、ダイエット効果も期待できるラジオ体操を紹介します。
「え?ラジオ体操?」って思われた方もいますよね。
実際に私も最初そう思いましたが、ラジオ体操は消費カロリーも多く、およそ400種類もの筋肉を使います。
真剣に取り組むと息切れしますし、筋肉痛にもなるんですよ。
本記事は、
- ラジオ体操の効果
- 効果をアップさせるためのコツ
- ラジオ体操を続けるコツ
を1つずつ丁寧に解説していきます。
ラジオ体操で運動不足を解消して、毎日スッキリ爽快に過ごしましょう。
ラジオ体操の効果
ラジオ体操には「第1」と「第2」があり、それぞれ13パターンで構成されています。
各所要時間は3分程度なので、両方合わせても6分程度の体操です。
「第1」と「第2」には、およそ400種類の筋肉に影響を与える運動が詰まっていて、日常生活ではあまり動かさない筋肉、関節、骨も含まれているため、体のすみずみまで刺激を与えることができます。
ラジオ体操 「第1」
引用元:健康体操としてのラジオ体操の特徴に関する調査研究報告書 株式会社日本総合研究所
ラジオ体操「第1」は、「いつでも、どこでも、だれでも」行える体操です。
腕や足を伸ばす、関節を大きく動かすといった、柔軟性を向上させるエクササイズが特徴。
ラジオ体操 「第2」
引用元:健康体操としてのラジオ体操の特徴に関する調査研究報告書 株式会社日本総合研究所
ラジオ体操「第2」は、多くの筋肉を動かし、体全体でエネルギーを使うといったエクササイズが特徴で、「体を鍛えて筋力強化する」「内臓の動きを活発にさせる」ことを目的につくられています。
ラジオ体操を継続している人
ラジオ体操を長期にわたり継続している人は、
●体内年齢が実年齢より 10 歳~20 歳若い
●血管年齢が実年齢より若い。
●呼吸機能がおおむね全ての年齢層で実年齢より若い
●骨密度が同年代の平均値に比べて高い
●体力年齢が、実年齢より若い
引用元:健康体操としてのラジオ体操の特徴に関する調査研究報告書
という調査結果が出ています。
ラジオ体操の効果をアップさせるコツ
ラジオ体操の効果をアップさせるコツを2つ紹介します。
適当に体操するのと意識して体操するのでは、大幅に効果が変わってきます。
コツ①呼吸を止めずに行う
ラジオ体操は有酸素運動です。
無意識に呼吸を止めていることもあるので、呼吸を意識しましょう。
呼吸をすることによって代謝が良くなり脂肪が燃焼します。
筋肉を伸ばすときは息を吐き、筋肉を縮めるときは息を吸うのがポイントです。
コツ②全力で行う
全力といっても無理をするのではなく、動かしている筋肉を意識しながら丁寧に動かすことです。
意識することで、より大きな刺激になり効果は大幅に変わってきます。
体を大きく動かして、しっかりと行いましょう。
ラジオ体操を続けるコツ
どんな運動もそうですが、効果を得るためには継続が必要です。
たった3分程度の体操でも、毎日するとなったら面倒くさくなりますよね。
そんな方におすすめの方法を紹介します。
コツ①アプリで体操する
ラジオ体操はアプリがあります。有料もありますが無料のもので十分。
私がおすすめするのは、無料アプリ「毎朝体操」です。
片手にスマホを持ってラジオ体操をするのですが、終わると13パターンの動きを採点してくれます。
どの動きが悪いのかもわかりますし、お手本の動画もあるので便利ですよ。
デメリットは1つだけ。スマホを持って体操するので飛んでいかないように注意が必要です。
もう1つ無料アプリでかんぽ生命の「すこやかんぽ」というのもありますが、ユーザー登録がありメールアドレスを入れないといけません。
コツ②Eテレ「みんなの体操」で一緒に体操する
Eテレで「みんなの体操」という番組が放送されています。
10分間の番組で、簡単な体操とラジオ体操で構成されていて、動きのポイントなども解説してくれます。
コツ③動画を見ながら一緒に体操する
毎日のようにYOUTUBEの動画を見ている方は、動画を見終わった後にラジオ体操の動画で一緒に体操することを習慣づけましょう。
凝り固まった方や首をほぐすのにもちょうどいいですよ。
「ラジオ体操」で検索するとたくさんの動画があるので、飽きたら違う動画をみるなど、いろいろ試すと面白いと思います。
ラジオ体操の効果とコツ まとめ
ラジオ体操は、短時間で効率的に運動不足を解消したい方に最適な体操です。
何より家でできるのがいいですよね。
ラジオ体操「第1」だけでも体が熱くなって血行促進されるので、運動不足だけではなく、肩や首のコリも解消できます。
ダイエット効果を期待したいなら、「第1」だけではなく、体全体でエネルギーを使う「第2」をするのがおすすめ。
アプリを利用するなど、継続できるコツをつかむと毎日楽しくラジオ体操ができますよ。